2025年の人材紹介業界 スカウト返信率が下がった今、どんな対策が必要なのか?

この記事の担当者

木村 正宏

【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
代表取締役 人材業界(派遣・紹介)歴37年

こんにちは。
インプレッションの木村正宏です。

2025年も残りわずかとなってきました。
いろんな方にもお話をしていますが、
今年は10年単位でみても
人材紹介業界にとって激動の1年だったと感じています。

そこで、私の独断で今年感じたことを何回かに分けてお伝えしたいと思います。

まず、今年の春あたりからスカウト媒体の返信率が一段と下がってきました。

原因の考察ですが
まず企業からの求人は引き続き好調なことに加えて
ATSや求人サービスの利用が増え、求人の流通量が格段に増えたことによるスカウト流通量の増加です。

また、各媒体からも発表されている通り
以前は、20~30前半の若手層がレッドオーシャンだったのが
現在は40代のミドル層がレッドオーシャン化しているため
ほぼ全レイヤーで激しい消耗戦が繰り広げられるようになっていることです。

他にも新規参入者が増えていることなども挙げられますが、この話は次回以降 競合 をテーマに掘り下げてみます。

そんな中で、各エージェント様がとられている対策は下記があげられます。

①集客数を増やす施策以上に、ご登録者に対する成約の確度をあげる

②自社データベースの活用

③他サービスと組み合わせて集客の仕組みを再構築するなど
独自の集客方法を構築

③はどちからかというと会社としての取り組みが必要なもの
①と②はコンサルタント個人で取り組めるものです。

インプレションアカデミーで今年開催した勉強会は
①に関する内容が多く、コンサルタントのスキルアップを学んできました。

②の自社データベース活用には、リファーラルの仕組みを作るなどの
手法も含まれます。こちらはコンサル入門講座で体系的に学びました。

③に関しては、
・テックサービスと組み合わせたもの
・SNSを使ったマーケティング
等がありますが、最近は動画を使ったマーケティングで成果を出すエージェント様が増えてきています。

上記のような施策を実現するためには
生成AIの活用も欠かせません。

猛スピードで時代は変わりつつあります。
そんなことを強く感じています。

次回は別の切り口で2025年を振り返ってみたいと思います。

この記事の担当者

木村 正宏

【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
代表取締役 人材業界(派遣・紹介)歴37年

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