この記事の担当者

リサーチャー
【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
こんにちは。リサーチャーのチーサンです。
限られた時間内で目的に応じた話し合いをし、かつ、適切な結論を出すというのが
理想のミーティングかと思いますが、そのように効果的に運用するには
どうしたらいいのか。
以前、この点についてリサーチャーチームで話し合いを行ったことがあります。
実はそれまでにもミーティングの方法を変えたり、戻したり・・と色々と試行錯誤
したこともあるのですが、結果的に、フリースタイルで個々の意見を話すというのが
目的から内容が逸れやすく、時間が長くなりがちになるということが分かりました。
(自由なそれぞれに意見が聞けるメリットもありますが、時にはそれが全体の話
ではなく、個人的なスポット話になっていたり・・ということも)
そして以前に読んだ社会心理学の本にあったこちらの内容を思い出しました。
「集団の意見は極化する」というものです。
ある研究で、ひとりで回答してもらった場合と、数人で協議して回答してもらった
場合とでは、導かれた結論に差が出たり、また、例えばメンバーの中に安全志向の
人がいると結論がそっちに偏る、などの結果が出たそうです。
また、良いアイデアを思いついても、それをよいタイミングで発言できなかったりと、
集団で持つ能力が十分に発揮できなくなるということもあるそうです。
話を元に戻しますが、現在、リサーチャーのミーティングがどのように進行して
いるかというと、事前に各個人が簡単なトピックに意見・状況を記載しておき、
それを元にミーティングを進行しております。
以前にもそういったスタイルで進行していたことがあるのですが、結果的にやっぱり
この方法が良いのではと個人的には感じております。
直接に言葉で意見を交わすよりも、自分が言いたいことや伝えたいことを落ち着いて
テキストにできますし、誰かが同じ意見を書いていてもOK。
「同じ意見・状況ですね」というのが共有事項になります。
常に同じ方法というよりも、状況に応じてブラッシュアップしていく必要がこれからも
あるかと思いますが、リサーチャーチームではこのようにして大事なミーティングの
時間を有効的に使っていこうとしております。
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