大手人材サービス会社で15年、人材紹介責任者も経験した村上さん。
人材派遣・紹介業で豊富な経験を持つ村上さんに、独立志向を支えるプロキャリとの出会いや挑戦の背景、フルリモートでの工夫、成果を安定させるまでの試行錯誤、今後の展望についてお話を伺いました。
- 1 これまでのキャリアと転機
- 2 「今勝負しなければ一生やらない」と独立を決断
- 3 お客様の優しさに支えられた立ち上げ期
- 4 苦しい時期も、毎週のミーティングが支えに
- 5 初契約で「この仕事を続けていける」と確信
- 6 リモートだからこそ、地に足ついた挑戦ができた
- 7 「必ず挽回できる」という自信
- 8 アパレル業界特化ならではの戦略
- 9 プロキャリに向いている人とは
- 10 起業を目指さない人にとってもフィットする仕組み
- 11 「自然体で働ける」職場環境
- 12 プロキャリで良かったと思うこと
- 13 年収は前職を超え、独立資金も確保
- 14 「ポーターズ」で情報管理もスムーズに
- 15 一人でも効率的に進めるスタイルを構築
- 16 派遣出身だからこその吸収力
- 17 これから挑戦する方へのメッセージ
- 18 今後も「自分らしいスタイル」で挑戦を続けたい
- 19 インタビューを終えて
これまでのキャリアと転機
大学卒業後、大手総合人材サービス会社に入社し、15年間勤務しました。
主に派遣の新規開拓営業に携わり、両面型の人材紹介や支店責任者も経験しました。
その後、アパレル・繊維業界に特化した人材会社に転職し、関西の人材紹介責任者を務めていました。
はい。当時インプレッションが関西で主催した勉強会に参加し、木村社長と初めてお会いしました。
その数年後、転職活動の際にインプレッションの「プロキャリ」の仕組みに惹かれて応募し、今に至ります。
「今勝負しなければ一生やらない」と独立を決断
独立を考えていたものの、助走期間や準備期間が取れずに踏み出せない方は多いと思います。私もその一人でしたが、プロキャリの仕組みを見て初めて「独立が具体的にイメージできる」と感じました。
他にもプロキャリから起業する際には、クライアント様や求職者様を引き継がせていただけるとか、色々とメリットがあるなと感じました。
実際に話を聞いた後、他にも選択肢がある中でプロキャリを選んだ決め手は?
将来独立したいという思いが強く、「ここで今勝負しなければ一生勝負しないな」と思ったことですね。
このあたりの不安はありませんでしたか?
好きなようにやって通用しなかった時、「収入面や気持ちの立て直しが難しいかもしれないな」感じていました。
ただ、それ以上に「やってみたい」という思いが強かったのでチャレンジすることを決意しました。
お客様の優しさに支えられた立ち上げ期
まずは持っていた人脈を辿りながら、企業へ営業をしました。
その過程でお客様の優しさを感じることが多くあり、非常に励まされました。
それが立ち上げ時期の大きな原動力になったのを覚えています。
苦しい時期も、毎週のミーティングが支えに
正直、最初の数件は偶然うまくいったものでした。その後は結構苦しかったです。
ただ、週1回社長とのミーティングがあり、悩んでいるときに私の気持ちに寄り添ってくれる支えがあったのは本当に心強かったです。
起業してすぐは、そうした相談相手がいないことが多いので、プロキャリの環境は貴重だと感じました。
初契約で「この仕事を続けていける」と確信
初月の契約獲得が大きな自信になりました。
人材紹介の仕事が改めて好きだと実感し、続けていけると確信しました。今でも初契約の時のことはよく覚えています。
リモートだからこそ、地に足ついた挑戦ができた
フルリモートだから困ったという事はあまりないですが、スカウトメールからのエントリーや問合せがない時の寂しさや孤独感はフルリモートの方がより強く感じた気がします。ただ、私はそれが逆に危機感となって原動力になったので、決してマイナスな環境ではなく、常に集中できる環境だと思いました。
「必ず挽回できる」という自信
一時的に数字が上がらないなどの不調な時期でも「必ず挽回できる」という自信を持てるようになりました。
不調な時も絶えず原因分析と改善を繰り返すことで、必ず成長できる感覚を掴みました。
ただ私の場合は、戦術、戦略を見直すためのテンプレートのようなものはなく、かなりアナログですが、KPIをじっくり見たり、求職者や求人の内容を見返したりしながら、どこに力をいれていくかというのを日々考えていくというようなことを繰り返しています。
アパレル業界特化ならではの戦略
なるほど。そうすると村上さんが担当されているアパレル業界の中で意識している戦略は?
例えば、女性比率に注目した求人の切り口や、アパレル業界の97%が海外生産であるという業界特性に基づくターゲティングなどです。
業界の特色を把握することで、より効果的な提案が可能になります。
プロキャリに向いている人とは
まずは、いつかは独立したいという気持ちを持っている人が向いていると思います。
あとは当然ですが、人材紹介ビジネスが本当に好きな人。
そういった方にとって、プロキャリは非常に良い環境だと思います。
また、最初にお話ししましたが、独立したいけれど、助走期間や準備期間が欲しいという方にもフィットする仕組みですね。
起業を目指さない人にとってもフィットする仕組み
プロキャリという選択肢はあると思いますか?
そう思います。
3つのパターンの支援が想定されている仕組みなので、起業を目指す人だけでなく、「自由に自分らしく働きたい」という人にとってもフィットする仕組みだと思います。
起業せずにプロキャリで活躍を続ける道や、インプレッションの中で別の役割を担ったり、要職についたりなど幅広い道があるのが魅力ですね。
「自然体で働ける」職場環境
皆さんやらされている感じが全くなく、自然な欲求から主体的に仕事をしている人ばかりなので、非常に働きやすい環境だと感じています。
プロキャリで良かったと思うこと
インプレッションが開催しているトップコンサルタントの方々の研修や勉強会に参加できたことはとてもメリットでした。
知識や技術だけでなく、謙虚さや日々努力する姿勢を学べるいい環境でした。
年収は前職を超え、独立資金も確保
年収についてはいかがですか?
プロキャリの給与体系の魅力は、実績に応じてインセンティブとして還元して頂ける点です。
おかげさまで前職の年収を超えることができています。
そして何よりも、起業するための資金を貯蓄できたので、そういう点からもプロキャリは良い制度だと思います。
正直なところ、自分にすごくマッチした仕組みで、特にこうした方が良いという点は今のところありません。
ただ、独立後も引き続きご支援いただければ嬉しいです。
「ポーターズ」で情報管理もスムーズに
手間がかからず助かっています。
一人でも効率的に進めるスタイルを構築
プロキャリでは2名などのチームでやる方と、一人でやる方がいらっしゃいます。
チームではなく一人でやる上で気をつけたこと、工夫したことはありますか?
一人でやると情報共有や事務的な調整が不要となり、すべてが自分の頭の中で完結することが出来ます。結果として効率が良い面もあります。
自分に合ったスタイルを見つけるチャンスだと思って取り組んでいます。
派遣出身だからこその吸収力
ご経歴で人材派遣業界も長かったと思いますが、人材派遣業から人材紹介業に転換しうまくいっている要因は何だと思いますか?
派遣での経験があったことで、紹介との違いを客観的に理解できました。
また、素直に学び、謙虚な姿勢で取り組めたのも大きかったです。派遣出身だったからこそ吸収力が高かったのかなと思います。
これから挑戦する方へのメッセージ
プロキャリだけが唯一の正解ではありませんが、次のステップを考えている方には選択肢の一つとして絶対に検討すべきだと思います。
特に独立を視野に入れている方や人材ビジネスが大好きな方には本当におすすめです。
今後も「自分らしいスタイル」で挑戦を続けたい
今後プロキャリを検討する方々への参考になるといいなと思います。最後に、今後の展開に向けて一言あればお願いします。
これからも、プロキャリという仕組みを活用しながら、自分なりのスタイルで取り組みを続けていきたいと思います。
ありがとうございました。
インタビューを終えて
彼がプロキャリに入社して、ちょうど2年が過ぎました。この2年間、欠かすことなく毎週1回ミーティングを行っています。
内容は以下のような感じです。
- 1週間の進捗確認
- 問題点や課題、あらたに考えていること等の相談等
- 来週以降の予定
毎週何か課題を見つけて、翌週にその解決策を実行していくのですが、これを毎週続けていくことは大変なこと、2年間で100回近くのPDCAを回してきたことになります。
2年間継続してきたことで軌道修正力や、再現力が身に付き、かなり自信もついたのではないかと思います。また、自分で計画したKPI指標をベースに仕事を進めていくので、実績は多少の波はあっても大きくぶれることもなく、入社して6カ月を過ぎたあたりから安定してきました。
彼の人材紹介コンサルタントとしての強みは、粘り、求人開拓力、傾聴力、そしてバランスの良さだと感じています。
起業した後も、大きな波なく安定して業績を出していけると思います。これからも一緒に頑張っていきましょう!
木村正宏