【プロキャリ】メンバーインタビュー

2022年4月参加メンバーの長沼翼氏にインタビューを行いました

木村
まずは、長沼さんのご経歴について教えていただけますか?
長沼

大学を卒業後、約1年間塾の講師を務めた後、事務系の人材派遣会社に転職しました。

その会社で17〜18年間勤務し、主に営業を担当してきました。
営業の傍ら、途中からチームを率いたり、支店の責任者を任されたりして、マネジメント業務も行ってきました。

また、人材紹介部門の立ち上げにも携わり、人材紹介の面白さを感じて、独立して挑戦したいという思いから、インプレッションのプロキャリでまずお世話になろうと思い入社しました。

木村

人材派遣会社での経験がある中で、人材紹介の面白さを感じたのですね。

派遣と紹介、両方を経験してみて、紹介のどんなところが面白いと思いますか?

長沼

派遣と比較すると顧客との立ち位置にやりがいを感じています。

人材派遣の場合は、クライアント企業との関係が主従関係というか、業者感が強い印象がありましたが、人材紹介はパートナーという立ち位置で、お客様と共にスクラムを組み、タッグを組んで成果を追求していくところが人材派遣と大きく違うなと感じています。

この点が、非常に面白味があるなと思いましたね。

木村
長沼さんは、人材派遣の仕事を長くやってきて、人材紹介に変わられましたが、派遣と紹介を比べてみて経験やキャリア的にどのような違いがありますか?
長沼

それは、レイヤーや領域によって答えが異なるように思いますね。

私のような人材派遣の経験者が人材紹介に移行する場合、対象とする層によって違いがあると思います。
例えば、年収1000万円以上の方々を対象とする人材紹介と、年収500万円前後の方々を対象とする人材紹介とでは、やり方が違うと思います。

レイヤーがあがってくると、情報量、専門性などにおいて深さが求められるので、人材派遣の経験だけでは難しい部分もあるかと思いますが、私が担当する領域では、受注から成約するまでのプロセスや抑えるべきポイントは同じだと感じているので、どこをやるか(戦略)によっては、人材派遣の経験で十分に対応できると思います。

木村

なるほど。ありがとうございます。

では、プロキャリを初めて知ったきっかけを教えてください。

長沼

木村社長から直接お話を聞きました。

社長に初めてお会いしたのはもう十数年前になりますが、私が前職時代、社内でも木村社長のお人柄が良いと評判で、求人のオーダーをお願いしたり、交流会などに参加させてもらい、社内で人材紹介の事業を立ち上げる際にはアドバイスをいただいたりもしていました。

2021年の12月頃に一緒にお食事をさせていただいた際に、プロキャリのサービスについて知り、「こんなこともやっているんですね!」と感心し、とてもいいなと思いました。

木村
どのあたりがいいなと?
長沼

私にとって起業や独立は、敷居が高いというか漠然としていたんですね。

自分の中で、起業や独立するために必要なステップや準備が明確になってなかったということもありますが、何となく「起業独立ってリスクあるよな?」とか「希望だけではできないよな、、現実も見なきゃいけないし」というイメージがありました。

プロキャリでは準備期間を設け、サポートしてくれると知り、「これなら挑戦してみようかな」と思いました。
補助輪的なサポートや助走期間があることが驚きでした。

木村
なるほど。
ただ、前職での地位やご家族のことも考えると、プロキャリに切り替えることにはリスクや不安もあったと思いますが、なぜプロキャリを選んだのでしょうか?
長沼

少し遡るのですが自粛期間中のコロナ禍や、前職の状況など、様々な要因が重なったこともあります。

コロナ渦では、皆さんも自分の生き方について見つめ直す機会があったと思いますが、私もその時にもっと自由な生き方、働き方をしてもいいんじゃないの?と思う気持ちが強くなりました。

例えば、会社の決定や合意を待つ必要がなく、自分のペースでやりたいことをやりたい時に取り組めることに魅力を感じる思いが大きくなったというのがあります。

木村
その場合プロキャリ以外の選択もできたと思いますが、なぜプロキャリを選ばれたのでしょうか?
長沼

正直、前述した食事会でプロキャリを知った際には、別の目標もありプロキャリに入ることはまったく考えていませんでした。

しかし、その後様々な状況が変わったこともあり、社長にプロキャリのことを詳しく教えてほしいと連絡しました。
インプレッションのオフィスでプロキャリの具体的な話を聞きましたが、決断をする前にはシビアな話もされました。
「自分にできるのか、大丈夫なのか」という不安もありましたが、最終的には良い面の方が勝りました。
社長にはめちゃくちゃ心配してもらいました。笑

なので、プロキャリを選んだポイントとしては、起業の疑似体験ができることもありますが、木村社長の信頼性も大きな要因でした。元々社長の人柄も知っていましたが、面談やMTGを通じて、より信頼を感じたのも大きかったですね。

木村
ご家族からは何か言われましたか?
長沼

前職を辞めると言った時は、正直なところ私よりも妻のほうが先に「なんとかなるよね」と前向きに切り替えてくれたのは大きかったです。

プロキャリに入ってからも、ずっと同じように応援してくれました。
そして、特に良かったと思っていることは、子供たちに挑戦している姿を見せられたことです。

これから社会に出ていく高校生や中学生の子供に対して、目標(独立)のために努力している姿勢は、言葉でその大切さを伝えるよりも分かりやすく伝わったと思うので、父親として挑戦することを示すことができたのは良かったなと感じています。

木村
プロキャリへの参画当初から2名体制というチームでスタートされましたがいかがでしたか?
長沼
プロキャリ在職中に様々なことにチャレンジし且つ結果を出していくために、2名体制でのスタートを決めました。
何かあった時も一人で考えるのではなく、二人で相談することで、早く大きく前へ進むことが出来ました。その結果、新規開拓や集客、また方針の策定、売上実績などいろんなことが倍速で進みました。
メリットが大きかったです。
木村
2人でやる場合に、何か決めておいたことはありますか?
長沼

「対話」です。とにかく「対話」を欠かさないことを2人の間で決めていました。

お互いの意見が異なることや、お互いが考えていることが分からなくなることもあるかもしれませんが、それでも対話をせずに物事を決めるのではなく、必ず対話をしようということでした。

今も毎日の朝礼という仕組みを通じて対話を行っています。
非常に重要だと考えていますし、今後も継続していきたいと思っています。

木村
プロキャリに4月に入社して、最初の半年とそれ以降、実際にやってみていかがでしたか?
長沼

最初1~2ヶ月は思ったより数字が出なかったので、ほんとに大変でした。

自分が信じていた仮説の精度が悪かったかなと思うくらいで、これはもしかしたらコケるかなと思いました。
半年間である程度実績が出なければ、家計的に辞めざる得ないというのがあったので、最初の2~3ヶ月はまずいなと思っていました。

特に5月は厳しい時期でした。

木村
なるほど、でも割と早い段階で1つ成約がありましたよね?
長沼

あれはたまたま運良く成約になったのですが、4月、5月と計画通りの面談数を組んでいたにも関わらず5月は成約がでなかったので、「これだけの行動量やって、なぜ結果がでないのか・・」というのが自分の中にあったんですよね。

前職の時には「これだけ行動すればこれだけ結果がでる」という方程式ができあがっていたので、焦って冷静じゃなかった自分もいるんですが、ひょっとするとまずいなというのがありました。

木村
ある程度成果につながりだしたのが7月、そして急激に売り上げが伸びたのが10月だったと思いますが、最初の頃から状況が変わったきっかけは何かあったんでしょうか?
長沼

「だいたい数字を出すのに3ヶ月ぐらいかかる」というのはこの業界でも言われている事なんで、それはあったのかなとは思います。

ただ、特に大きく何かを変えたとかはないですが、3ヶ月間、結構細かいレベルでPDCAを回してたのはあるかもしれません。
「内定は出るけど辞退は多い」など色んな原因について、トークを変えたり、スカウトするターゲットを変えたり、スカウト文面を変えたり。他にもお客様と個別のMTGができるようになったことで、さらに求職者の方へ詳しい情報を伝えられるようになったりとか、そういう細かい積み重ねはありました。

また、この期間は、社長だけでなく、長く人材紹介に携わっている社内の紹介コンサルタントの渡辺さんもMTGに参加してくださり、色んなアドバイスをいただきました。

取り入れたものもあるし、自分はこうしたいという事はそのまま続けたこともありますが、頭の中が整理できたり、ずっと経験されている方々に相談できたのはとても助かりました。
なので前職退職後すぐに起業していたら、相談する人もいないしどうなってたんだろう・・とは思いますね。

木村
10月くらいから実際に成果につながってきて、それ以降はどうですか?
長沼
それ以降は、型ができてきたなという実感もあったので、あとはそれをどう安定させて、さらに数字を伸ばせるかみたいなところを考えていました。
木村
プロキャリに参加してから、自身の成長を感じられたことはありますか?
長沼

成長という点では、マインドが大きいですね。

以前の職場では、毎月固定の給料が支払われましたが、プロキャリでは成約しなければ生活が成り立たない状況で仕事をするので、自分の仕事に対する覚悟や姿勢が以前よりも厳しくなったと感じます。

常にギリギリの状況で仕事をすることで、自己成長を感じることができました。

木村

給与形態がインセンティブ重視だったことで、プロキャリ参加に対する覚悟はある程度想像できたと思いますが、それでもプロキャリに参加しようという決断は、やはりマインドの問題だったんでしょうか。

また、プロキャリに参加した時点で、その覚悟はありましたか?

長沼

そうですね。自信と不安の比率は70対30くらいでした。

70%は自信がありましたし、1年後や2年後の自分をある程度イメージすることができました。
自分の中で未来を描けなければ、努力もできないと思うので、「自分が見たい景色がみれているだろう」というのが勝ったからお世話になろうと思いました。

不安はどのフェーズに来ても抱えているものですが、自信が勝ったから挑戦を続けています。

木村
プロキャリに参加してまもなく2年になりますが、良かった点はありますか?
長沼

大きくいうと3つあります。

まず、働き方に関してですが、一応大まかなルールはありますが、ある程度自主性がありました。
自分たちで働き方を決められる自由度がありました。

次に、収入面での変化です。
固定給とインセンティブが組み合わさった給与体系で、フルコミではないという収入の形態は非常によかったなと思います。
また、資本金が貯められる点も良かったです。
前職では何十年もかかったであろう資本金の貯蓄が、この給与体系で実現できたと思います。
収入面では1年目は減少しましたが、2年目には増加し、資本金も貯めることができました。

最後に、スキルや技術の面に関してですが、週に1回社長とのミーティングができる点は大きかったです。
社長の経験やネットワークを通じて、様々な情報を得ることができました。
20年以上の業界経験を持つ方からの情報や知識を吸収できることは、非常に有益でした。

木村
収入面についてはいかがですか?
長沼
入社して2年目の年収は前職の2.5倍ぐらいになりました。
木村

前職の年収も低くはなかったですし、そこから1年で2.5倍は素晴らしい!それだけ実績もあがっている証拠ですね。

プロキャリでは実績に応じたインセンティブ制度を運用していますが、この制度に関してはいかがですか?

長沼

制度に対しては一抹の不安はありましたが、そもそも起業すれば更に厳しい環境になるという考えもありましたので、この制度(環境)に躓いていたら、到底起業は無理だと思っていました。

実際、2年経験させてもらった上での感想としては、実績が直で収入に繋がるので夢のある制度だと思います。

木村

そう言って頂けると嬉しいです。

逆に、改善してほしい点や課題と感じる点はありますか?

長沼

私は2人で仕事をしていたので、2人で話し合う時間があってそれがとても良かったのですが、プロキャリには1人で頑張っている方もいらっしゃいます。

もし私が同じ状況だった場合、同じ立場の横の連携が欲しいなと思いました。
同じプロキャリチームのメンバーと情報を交換する機会があれば、孤独感を和らげつつ仲間がいるという感覚を持つことができると思います。

月に1回や四半期に1回で良いので、そういった情報交換の仕組みがあれば、より良い環境になるかなと感じました。

木村
ポーターズについては使ってみてどうですか?
長沼

ポーターズを使えるのは本当に素晴らしいですね。とても良いと思います。

この良い点を伝えるのを忘れていましたが、何といってもプロキャリ期間は無料で使えるということですね。
自分たちだけで起業した場合、こんなシステム普通は使えないのでこれは最高だと思います。
このポーターズもそうですが、他にもプロキャリから独立した際に、顧客とも継続してお取引ができる点も普通はできないと思うのでそこもすごく良いと思います。

木村
そうですね。独立する際には、例えば紹介事業許可が出るタイミングなども事前に分かるので、それらの情報を早めに顧客にお伝えできますしね。
木村
最後に今プロキャリを検討されている皆さんへのメッセージをお願いします。
長沼

色んな生き方がありますし、例えば、独立前にプロキャリを選択することが石橋をたたくみたいに遠回りと考える人もいるかもしれませんが、私は「高く飛ぶためにしっかり助走をつける」ということがプロキャリの醍醐味だと思っています。

それは、自身のキャリアの中心が人材派遣だからという側面もありますが、自分の中で、高く飛びたいからこそしっかりとした助走期間を付けるというのが根底の考え方としてあります。
独立に向けて、本当にじっくりと準備ができますし、準備期間に様々なことを想定することもできるので、予行演習をするというのは、「急がば回れ」で非常に重要じゃないかなと思います。
なので、今悩まれている方は「高く飛ぶためにしっかりと助走をつける」という意味でぜひプロキャリ事業部を活用いただければと思います。

プロキャリに入社された際は、私も時間が合えばいつでも色々とお話しや情報交換をすることができますので、ぜひ検討してみてください。

インタビューを終えて

プロキャリに参画頂いて丸2年、この間、ほぼ欠かさず週1回のミーティングを重ねています。
成果が出ているときも、少し停滞している時も、必ず良い点と改善点の両方を分析してミーティングに臨んできてくれます。
このちょっとした日々の改善の積み重ねが大きな成果につながっているのだと思います。

これからも、日々PDCAを回すことを継続し、さらに大きくジャンプアップしてほしいと願っています。

木村正宏

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