【最終回】インプレッションの危機

この記事の担当者

木村 正宏

【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
代表取締役 人材業界(派遣・紹介)歴32年

前編

こんにちは。 インプレッションの木村正宏です。 インプレッションは現在16期目を迎えています。 2004年の創業時より人材ビジネス業界に特化したサービスを提供していますが、これまで何度も危機的な状況がありました。   その最たる時期というと、やはり2008年秋のリーマ[…]

中編

[sitecard subtitle=前編 url=https://www.impr.co.jp/company-crisis-first-part/ target=]   当時、リーマンショックの影響をそれほど大きく受けていない人材会社さんもありましたがお給与の見直し、雇用調[…]

 

2010年4月、オフィスを表参道から現在の九段下に移転しました。

家賃は半分になりましたが、他にも削減できる固定費もどんどん削減していきました。

 

現在も、当社の主要メディアとして運営している人材ビジネスキャリアのオープンが2008年9月、ちょうどリーマンショックと同じタイミングでした。

 

求人広告料を頂くビジネスモデルを考えていたのですが、それどころではありませんでした。
とにかく求人広告を掲載しないとサイトがなりたたないので、「お試し期間」 として無料で掲載して頂きました。

 

人材ビジネスキャリアの運営費用(主にサーバー代) がとても重くのしかかり、閉鎖してしまうおか、とも考えましたが、高いお金を出して、将来、当社の主力媒体に育るために作ったのだから、「なんとか維持したい」との気持ちが強く、いけるところまで行こうということで、踏ん張りました。

売上はピーク時の4分の1まで落ち込んでいました。
出来ることは何でもやりました。

 

人材業界以外の求人を取り扱うために、求人データベースと契約し人材業界から他業界へのキャリアチェンジ案件としてご紹介するが、大きな成果にはつながらず。
人材派遣事業を始めたものの派遣許可の更新が出きず、最終的には事業譲渡する。
(数年後に派遣事業許可はあらためて取得しました)

他にも、様々こともやりました。

こんな状態が5~6年続きました。

 

その後は景気の回復とともに、売上も徐々に回復し、現在に至ります。

 

どうして危機を乗り越えたのか? の結論ですが、実はよくわかりません。

  1. どんな時でも新規開拓営業を継続して行っていた
  2. お客様との接点を減らさないよう、セミナーや交流会などのイベントは継続して行った
  3. 顧客視点をぶらさず、誠実に、そして明るく元気に振舞うよう努力した。

こんなところなのかなと思います。

 

ただ、多くのことを学んだのは事実です。
その反省を踏まえながら、まだまだチャレンジ精神をもって事業に邁進していく所存です。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事の担当者

木村 正宏

【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
代表取締役 人材業界(派遣・紹介)歴32年

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